ラブホテルは孤軍奮闘で経営できるものではありません。
いくつもの人脈を持つようにしましょう。
ラブホテルの人脈の結び方とは
ホシノ 「ラブホテルを開きたいと思ったら、ラブホテルのオーナーと知り合いになると良いって言うけど、どうやってなるんだい?」
土地葉 「自分の周りに居なければ、ラブホテルでアルバイトを始める方法が一番です。自然とオーナーの知り合いになれます。
さきほど、ラブホテルは集まって行なった方が良いと言いました。ですから、自分のホテルのためにも、オーナーは近所のホテルが運営を続けてくれた方がありがたいのです」
ホシノ 「だろうね」
土地葉 「仮に近所のホテルが売りに出るとなれば、早く買い手が見つかってもらいたいわけですね。ですから、オーナーは、積極的に近所の物件を宣伝するのです」
ホシノ 「なるほど」
土地葉 「仮にホシノさんがラブホテルを始めたいと考えています。ホシノさんとラブホテルのオーナーが知り合いなら、ラブホテルのオーナーはホシノさんに、必ずその情報を耳打ちしてくれます。知り合いなら、手を出した方がいい物件か、悪い物件か、プロの目で助言までしてくれます。同業者からの情報はとても貴重なので、その人脈が有ると無いとでは、スタートから大きく違ってきます」
景気の谷間に不動産を買い、景気が良い時、山場では拡大を控えるべし
ホシノ 「なるほど。なら、俺っちも、そろそろ転職するかな」
土地葉 「そうですね。悪くないと思います。アルバイトもパートも正社員も、色々な働き方があるので、仕事には困らないと思います。それに、ホシノさんが将来ラブホテルを営業したいと思っているなら、経験は絶対に必要です」
ホシノ 「だろうね」
土地葉 「ですが同時に、大切な心得として、補足させてください。いくら知り合いのオーナーがすすめて来たからと言って、絶対に焦らないで下さい」
ホシノ 「焦らない?」
土地葉 「景気は、必ず波があります。バブルとバブル崩壊ほどの巨大な山と谷は滅多にありませんが、景気は必ず上下します。基本的な戦略としては、不況のときに、ラブホテルの土地や建物が1番安い時に不動産を買って、景気が良いときは決して不動産に手を出さないで下さい。景気が良い時は、力を蓄える時です。ホテルを始める時も、始めてからも、絶対に守って下さいね。だから、オーナーに知り合いが出来たら、景気の波を見定めながら、どん底の時に来た話に、乗り出して下さい」